アニメや漫画のキャラクターの格好をするコスプレーヤーが世界から名古屋に集う「世界コスプレサミット（ＷＣＳ）」で、外国人の出場者を支援する学生ボランティア団体「ＷＣＳおもてなし学生実行委員会」の来年度サミットに向けた会合が７日、名古屋市東区の栄プラザビルであった。

　ＷＣＳは毎年開催されており、来年は７月３０日から８月７日までの予定。米国やフランスなど約３０カ国の代表者を含め、国内外からコスプレーヤーが集まる最大級のイベントとなっている。

　学生実行委は１２年に発足し、来日したコスプレーヤーのために買い物や観光の案内などを務める。現在は大学生ら２０人が所属している。

　７日に行われた会合では、今後の活動方針やメンバー募集に関して話し合った。代表の金城学院大２年の山中美結さん（１９）＝同市名東区＝は「友達感覚でおもてなしできたらいい」と抱負を話した。

　同団体はメンバーをさらに４０人ほど募集している。（問）ＷＣＳ事務局＝０５２（９６２）２００５

（2015年10月8日　中日新聞朝刊県内版より）