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中日新聞掲載の大学記事

2015.09.27

愛知大学野球 愛大、日福大が先勝

 1部の第4週第1日は26日、愛知県豊田市の豊田球場で1回戦2試合を行い、愛大が愛院大に6−2、日福大が中部大に6−4で、それぞれ先勝した。

 愛大は2−2の6回に東泰(2年、県岐阜商)の遊撃への内野安打で勝ち越し、7回には小川(2年、愛知・東邦)の中前2点適時打などでリードを広げた。春の覇者、愛院大は開幕から5連敗。日福大は1回に岡鼻(三重・木本)の左中間二塁打で先制、2回には安地(1年、愛媛・新田)の右前適時打などで3点を加えた。

■愛大5番 小川快音

 3、4番が不振の中で5番打者が存在感を示した。愛大の小川が3安打3打点と活躍し、「どんな場面でも甘い球に体が反応できるようになった」と満足げに振り返った。

 7回に1点を加え、さらに無死満塁。1死後、勝利を確実にする2点適時打を放った。「自分も凡退すれば嫌な流れになる。何が何でも走者をかえしたい」と、甘く入った高めの直球に詰まりながらもしっかりと振り切った。

 春は甘いボールを見逃すことが多かった。「ストライクを一球で仕留めることを練習時から意識していないと、試合でも打てない」と普段の練習から一球一球、集中を高めている。「その成果が少しずつ出ているのかも」と喜んだ。

 6試合で17打数7安打。八田監督は「この秋は3、4番が機能しなくても、キーマンになってくれている」と評価する。春よりも成長した姿を見せつけている。 (平野梓)

▽豊田(愛大1勝)
愛 大 200001300―6
愛院大 101000000―2

▽同(日福大1勝)
日福大 130011000―6
中部大 002002000―4

(2015年9月27日 中日新聞朝刊24面より)

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