金城学院大国際情報学部（守山区）でマスメディアを学ぶ３年生の学生１１人が１２日、那覇市のラジオ放送局「ラジオ沖縄」で生放送に挑む。

　学生は国際情報学科メディアスタディーズコースの磯野正典教授（５９）のゼミに所属しており、今回の放送はゼミの授業の一環。昨年春ごろ、同局が名古屋市内で実施した公開放送を見に行ったのがきっかけで、「自分たちも沖縄で名古屋のことを紹介したい」と思い立った。磯野教授が同局と交渉し、出演が決まった。

　生放送は、「チャレンジラジオ」という番組中で３０分間のコーナーを受け持つ。４部構成の予定で、名古屋の観光地やご当地グルメ、沖縄と名古屋の共通点などを紹介する。

　学生たちは、１年がかりで沖縄料理店の店主や沖縄県人会などに取材。出身者５０人に実施したアンケート結果なども放送の中で報告する。

　ゼミ長の田中美有さん（２１）＝みよし市＝は「取材に協力してくれた方に感謝して放送に臨みたい」と話している。（天田優里）

（2015年9月12日　中日新聞朝刊市民総合版より）