観光や国際交流について学んでいる桜花学園大学観光文化学科（愛知県豊田市）の３年生が２２日、美濃市を訪れ、同市の観光施策や伝統産業などに触れた。
　日本や世界各地の観光地を訪問し、観光施策を学習する一環として、４年前から毎年訪れている。美濃市が発行する観光パンフレットの外国語部分の校正を、同学科に多い留学生が受け持つなど、交流が深い。

　この日は韓国やモンゴル、インドネシアなどの留学生８人を含む、計２０人が参加。うだつの上がる町並みを散策した後、美濃和紙の里会館（蕨生）に場所を移し、市職員から市の観光の特色について説明を受けた。

　紙すきの体験講座もあり、学生らは複雑な動きを要する美濃和紙の紙すきの習得に苦戦していた。（中尾吟）
　

（2009年4月25日　中日新聞朝刊中濃版より）