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2015.09.04
伊藤選手ら出前授業 新川高 障害者スポーツ理解
2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、障害者スポーツを理解してもらう出前授業が3日、清須市阿原の新川高校であった。1年の女子生徒139人が、現役選手らからパラリンピックの魅力を学んだ。
リハビリテーション教育が専門の愛知医療学院短大(清須市)が初めて企画。この短大の教授で、北京やロンドンの両パラリンピックで日本選手団スタッフを務めた鳥居昭久さん(52)と、昨年の韓国・仁川アジアパラ大会のバドミントンで銅メダル2つを獲得した伊藤則子選手(39)=中日新聞社会事業団=が講師を務めた。
伊藤さんは生後間もなく右脚が不自由になり、幼いころから義足を使って生活。思春期には体育の授業から遠ざかることもあったが、大学生のときにバドミントンを始めたことを紹介した。「打ち込めることに出会い、人生が変わった。東京パラリンピックでは、韓国・仁川で負けた相手に勝って金メダルを取りたい」と語った。
生徒と伊藤さんはミニゲームで交流。1年の植松美有さん(16)は「伊藤選手のラリーはきらきら光って見えた。障害者やパラリンピックが身近に感じられた」と話していた。(福本英司)
(2015年9月4日 中日新聞朝刊県内総合版より)
リハビリテーション教育が専門の愛知医療学院短大(清須市)が初めて企画。この短大の教授で、北京やロンドンの両パラリンピックで日本選手団スタッフを務めた鳥居昭久さん(52)と、昨年の韓国・仁川アジアパラ大会のバドミントンで銅メダル2つを獲得した伊藤則子選手(39)=中日新聞社会事業団=が講師を務めた。
伊藤さんは生後間もなく右脚が不自由になり、幼いころから義足を使って生活。思春期には体育の授業から遠ざかることもあったが、大学生のときにバドミントンを始めたことを紹介した。「打ち込めることに出会い、人生が変わった。東京パラリンピックでは、韓国・仁川で負けた相手に勝って金メダルを取りたい」と語った。
生徒と伊藤さんはミニゲームで交流。1年の植松美有さん(16)は「伊藤選手のラリーはきらきら光って見えた。障害者やパラリンピックが身近に感じられた」と話していた。(福本英司)
(2015年9月4日 中日新聞朝刊県内総合版より)