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中日新聞掲載の大学記事

2015.08.14

学生が撮る 垂井の魅力 動画をサイトで公開へ

 大学生を中心とした垂井町の若者たちが、“まちおこし”に向けて町をPRする動画制作に取り組んでいる。参加者らは「動画が垂井を知ってもらうきっかけになれば」と意気込んでおり、9月中にも撮影と編集を終えて動画投稿サイト「ユーチューブ」や地域情報サイトなどで公開する予定だ。(榊原大騎)

 「考えているのは、観光振興と定住促進の2本。3分ずつぐらいの動画です」

 そう語るのは、制作を企画した太田佳祐町議(29)。「若者の視点で町の良さを発掘して発信できないか」と考えているうちにひらめいた。自身の会員制交流サイト(SNS)で参加者を募ると、興味を持った大学生9人が集まってきた。

 不破の滝や垂井の泉、町中心部を流れる相川から見える伊吹山−。7月12日からこれまでに実地調査も含めて3度の会合を重ね、有名どころから知る人ぞ知るスポットまで町内計40カ所の撮影場所を洗い出した。

 観光振興向けには各地の景色を3、4秒ずつ撮影し、つなぎ合わせて一つの映像作品に。定住促進向けには、子育て中の母親にインタビューしたり、ラジオ体操や盆踊りの風景を撮影したりする。「制作を通じて世代間交流も」というのも、太田さんの狙いだ。

 中心的な役割を担っている中部大4年の杉村悠輔さん(21)=同町宮代=は「インパクトを残せればいい。垂井のことを少しでも調べてもらえるようなものにしたい」と話している。

■仲間を募集

 四季ごとに撮影していく予定で、参加者を募集している。町内外を問わず35歳まで。中高生も歓迎する。(問)太田さん=080(4613)5569、Eメール keisukeota.tarui.gifu@gmail.com=へ。

(2015年8月14日 中日新聞朝刊西濃版より)

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