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中日新聞掲載の大学記事

2015.08.02

愛知の発酵食使い菓子 山田准教授 ミラノ万博で紹介へ

 イタリアで開催中のミラノ国際博覧会(万博)に合わせ、名古屋文化短大(名古屋市東区)の山田実加准教授(38)が9日、愛知の食文化に根付いた発酵食品を使ったスイーツを現地で紹介する。

 豆みそを生地に混ぜ込んだイタリアのクッキー「バーチ・ディ・ダーマ」と、エスプレッソの代わりに碧南産の本みりんをアイスにかける「アフォガード」の2品。中部圏社会経済研究所(名古屋市)が主催する交流イベントの一環で、来場者に振る舞う。

 山田准教授は、愛知で生産が盛んな発酵食品の魅力を広めるため、世界中で根強く人気がある菓子に着目した。今回は現地のスイーツと融合させ、バターと豆みその相性の良さや、そのままでも飲めるみりんの風味の良さを伝える狙いも。「愛知と海外の食文化をつなぐことで、結果的にその良さを日本人にも見直してもらえれば」と話している。

 山田准教授はこのほか、4〜8日に万博会場の日本館で催される「愛知・名古屋ウィーク」にも参加し、西尾市の抹茶をPRする。 (斎藤雄介)

(2015年8月2日 中日新聞朝刊県内版より)
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