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中日新聞掲載の大学記事

2009.04.08

細川氏の人柄を評価 市長会見 『経済対策に見識深い』

 松原武久市長は7日の定例会見で、26日投開票の市長選に触れ、自民・公明が支援する細川昌彦・元中京大教授(54)を「経済対策に見識が深く、私にないモノがある」と評価し、支持する意向をあらためて示した。

 【市長選】支持の理由として「大きな耳で広く意見を聞き、考えを修正し、着実に実行できる心根がある」と人柄を重視したと強調した。具体的な施策については「市長になる時、すべてのことが分かっているわけではない」とあえて挙げなかった。

 一方で、民主党が推薦する河村たかし・元衆院議員(60)が掲げる「市民税の10%減税」「地域委員会の創設」は、財政状況の厳しさや条例改正の必要性などを説明したうえで「細部が詰まっていない。心配だ」と実現性に疑問符を付けた。

 【資源も初の減少】2008年度のごみ処理量は前年度比3%減の66万トン。この10年で年間30万トン以上減らした計算になる。資源の収集量も3%減の8万3千トンと、初めて減少したと発表した。市長は「分別文化が定着し、使い捨て文化からも脱却しつつある」と感慨深げだった。

 【上海万博の参加が正式決定】中国・上海で来年開かれる国際博覧会への参加が正式に決まったことを明らかにし、「本丸御殿の模型や障壁画、からくり人形、環境問題への取り組みなどを紹介したい」と述べた。(豊田雄二郎)

(2009年4月8日 中日新聞朝刊市民版より)

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