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中日新聞掲載の大学記事

2015.06.16

モーニング文化 学ぶ 名経営短大生、発祥地・一宮で

 名古屋経営短大(尾張旭市)で観光学を専攻する学生らが一宮市時之島の「喫茶ピットイン」を訪れた。モーニングサービスが発祥の地とされる一宮の観光資源となっている様子や背景をフィールドワークした。

 観光やまちおこしについて学ぶ授業の一環。学生9人らは茶わん蒸しや小倉トーストなどのモーニングを味わった。毎日午前1時から料理を仕込み、年中無休でモーニングを提供し続けているという店主の尾谷豊子さんの話に耳を傾けた。

 尾谷さんは一宮の喫茶店業界の競争の激しさや、客を大切にもてなす精神なども説明。未来キャリア学科1年の丹羽郁晴(ちはる)さん(18)は「苦労を隠し、誰に対しても元気に接客する尾谷さんに、モーニング文化の底力を感じた」と話した。(梶山佑)

(2015年6月16日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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