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2015.06.09
版画に言葉添え 国内外の作家ら 名古屋で作品展
版画に詩などを添えた作品展「版と言葉」が名古屋市中区錦3の県立芸術大サテライトギャラリーで14日まで開かれている。入場無料。
版画と言葉を組み合わせて表現の幅を広げる試みで、県内をはじめボスニア・ヘルツェゴビナなど国内外の作家が35点を出展した。
呼び掛け人は、沖縄の社会問題を芸術に反映させてきた沖縄県立芸術大の知花均さん(54)。知花さんの作品には米軍基地のフェンスが登場し、版画に収まりきらない沖縄の人々の悲しみや怒りを言葉で表現している。
作家らが版画に添えた言葉は、単語一つから、文学作品を引用したものなどさまざま。知花さんは「県や国を超えて、芸術家が表現者としてどんな言葉を発するのかを見てもらえたら」と話す。
作品展は九州や沖縄、タイなどでも開かれ、愛知展は県立芸術大が主催した。
(2015年6月9日 中日新聞朝刊県内版より)
版画と言葉を組み合わせて表現の幅を広げる試みで、県内をはじめボスニア・ヘルツェゴビナなど国内外の作家が35点を出展した。
呼び掛け人は、沖縄の社会問題を芸術に反映させてきた沖縄県立芸術大の知花均さん(54)。知花さんの作品には米軍基地のフェンスが登場し、版画に収まりきらない沖縄の人々の悲しみや怒りを言葉で表現している。
作家らが版画に添えた言葉は、単語一つから、文学作品を引用したものなどさまざま。知花さんは「県や国を超えて、芸術家が表現者としてどんな言葉を発するのかを見てもらえたら」と話す。
作品展は九州や沖縄、タイなどでも開かれ、愛知展は県立芸術大が主催した。
(2015年6月9日 中日新聞朝刊県内版より)