５月の卓球世界選手権（中国・蘇州）混合ダブルスで銀メダルを獲得した吉村真晴（２１）＝愛工大＝の祝賀会が９日、名古屋市内のホテルであった。

　登壇した吉村は「いい状態で臨め、いい結果が出せた」とあいさつ。世界卓球の後に行われたクロアチアオープンでも優勝し、２４日からのジャパンオープン（神戸市）に勢いよく臨む。「決勝トーナメントで勝てれば、リオが近づく」と、来年のリオ五輪代表の座も狙う。

　最新の世界ランクでは３０位となり、前回の４３位から大幅躍進。「トップ３０は、世界ランクがついた高校３年からの目標だった。やっときたな」とはにかんだ。　（福沢和義）

（2015年6月10日　中日スポーツ8面より）