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中日新聞掲載の大学記事

2015.04.27

愛知大学野球 愛大、中京大勝ち3回戦へ

 1部の第4週第2日は26日、愛知県春日井市の春日井球場で2回戦2試合を行い、愛大が名城大に7−0で勝利し、中京大が中部大に延長11回の末、3−2でサヨナラ勝ち。ともに対戦成績を1勝1敗として3回戦へ持ち込んだ。

 中京大は延長11回2死三塁に川上(3年、岐阜・大垣南)が右前打を放った。7回途中から登板した左腕山中(2年、三重・菰野)が1失点に抑えて今季初勝利を挙げ、チームの連敗を3で止めた。

 愛大は2回に1点先制すると、6回までに14安打7得点して引き離した。先発の左腕中川(4年、三重・伊勢工)が7回無失点でリーグ戦初勝利。

■延長戦制した中京大 川上の一振り 力投後輩救う

 力投の後輩を助けたい一心だった川上の一打で、中京大が今季3試合目の延長戦を初めて白星で終えた。

 延長11回2死三塁で打席に立った。「自分が打てるのは直球しかない。直球がきたら1球で仕留める」と、初球のスライダーを見送った後の2球目。内角いっぱいの真っすぐに詰まりながらも振り切り、右前へ運んだ。

 2カード目の愛院大戦は18回引き分けを含む2試合が延長に。引き分けの試合でも山中が途中登板して11回を0点に抑えていた。川上は「好投したのに勝ちきれず、申し訳なかった。だから絶対に勝ちをつけてあげたかった」と言う。

 前日は3打席無安打で、この日は先発を外された。10回の守備から出場し、「走者を置いた場面で打順が来たら、絶対に自分が決めよう」と好機での打順を予期していた。決意通りのフルスイングで連敗中のチームを救った。 (平野梓)

▽春日井(1勝1敗)
愛大 012031000―7
名城大 000000000―0

▽同(1勝1敗)
中部大 00001000100―2
中京大 01001000001X―3
(延長11回)

(2015年4月27日 中日新聞朝刊15面より)

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