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中日新聞掲載の大学記事

2015.04.26

学生に「挑戦を」 赤崎教授ら語る 名城大で受賞講演

 青色発光ダイオード(LED)の実現で昨年のノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇・名城大教授(86)と天野浩・名古屋大教授(54)の受賞記念講演会が25日、名城大(名古屋市天白区)で行われた。2人は名城大特別講師を務める池上彰さんとのパネルディスカッションで「誰もやってないことに挑戦を」と学生に呼び掛けた。

 赤崎さんは、京都大1年だった1949年に湯川秀樹がノーベル賞を受賞した時、「私も人がやったことのないことをやろうと決意した」と述懐。天野さんは名大での学生時代、青色LEDを研究テーマに選んだ際に「ブラウン管だった世の中を、変えてやろうと思った」と振り返った。池上さんは二人の話を受け、会場を埋めた600人の学生に「あきらめず、のめり込んで取り組むことが大切」と語り掛けた。

(2015年4月26日 中日新聞朝刊30面より)

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