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中日新聞掲載の大学記事

2015.02.16

「投票へ」背中押す 名古屋市青年選挙ボランティア

 若者の投票率の向上には、若者のアイデアが必要−。こんな観点から、1998年に名古屋市の呼び掛けで結成。毎年メンバーを入れ替えながら、活動を続けている。2014年度は市内の大学生を中心に27人。衆院選など選挙時の啓発活動はもちろん、選挙がない時期にも、大学や高校に出向いて選挙や政治について考えてもらうイベントを開催するなどしている。

 他の自治体にも似た団体はあるが、ほとんどは選挙管理委員会の手伝い。学生が実際に意見を出し合ってイベントをつくり上げていくのが特徴で、参加して3年目の名城大4年木曽泰輔さん(23)は「ある意味で高校の文化祭みたいなノリに近い。すごく楽しいですよ」。もともと政治への関心は薄かったという。活動を始め、「無関心だと、いつか自分たちに不利益になる」と気付いた。今は「投票に行こう」と胸を張って呼び掛ける。

 高校生から25歳までが参加可。問い合わせは、名古屋市選挙管理委員会=電052(972)3316=へ。

(2015年2月16日 中日新聞夕刊8面より)
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