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中日新聞掲載の大学記事

2015.01.27

在日中国人を理解しよう 来月、名古屋でシンポ 交流会も

 在日外国人を支援するNPO法人東海外国人生活サポートセンター(名古屋市中川区)は2月11日午後1時半から5時まで、同市中村区那古野1の名古屋国際センター5階で、外国人を理解するシンポジウム「中国にルーツを持つ人たちの様々(さまざま)なかたち」を開催する。

 製造業が盛んな東海地方は、1990年の入国管理法改正で出稼ぎのブラジル人をはじめ日系人が急増したが、近年は景気後退の影響で減少傾向。一方で、中国人は増加傾向にあり、名古屋市では2008年に韓国・朝鮮籍を抜いて最多となり、県全体でもブラジル人を抜いてトップになるとみられる。

 中国人の在留資格は多岐にわたり、来日の経緯もさまざま。シンポジウムでは愛知大現代中国学部長の安部悟さんが「在日中国人の現在・過去・未来」と題して講演した後、東海地方に住む中国人が帰国者、配偶者、台湾出身者、料理人の立場から報告する。出席者による討論会も行われる。

 先着80人、参加費500円。シンポジウム参加の旨と氏名、連絡先を書いて、メールkibou2013@outlook.jpか、ファクス052(679)2318で申し込む。

 閉会後、会場近くで交流会(会費3500円、要申し込み)も予定している。(渡部圭)

(2015年1月27日 中日新聞朝刊県内版より)
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