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中日新聞掲載の大学記事

2014.09.15

ロボットカー 難所クリア 金沢工大で北陸大会

 「走行体」と呼ばれる自律走行型ロボットカーの制御を競うETロボコン2014北陸地区大会が14日、野々市市扇が丘の金沢工業大であった。倒立型二輪走行体を使うプライマリークラスでは「TYM」(同大夢考房)、今年新設された三輪走行体を使うアドバンストクラスでは「それいけ!ソウコウタイ」(同)が総合優勝。11月19、20両日、横浜市で開かれるチャンピオンシップ大会に出場する。

 プライマリークラスには3チーム、アドバンストクラスには5チームが参加。両クラスとも参加チームは主催者側が用意した同じ走行体を使い、実技と制御ソフト自体の出来を競った。

 実技では1周約20メートルのコースをラインを読み取って走るタイムから、コース上に設定された課題をクリアすると与えられるボーナスタイムを引いた合計で競った。同じ相手とインスタート、アウトスタート双方で対決した。

 「難所」と呼ばれる課題は、プライマリークラスでは1段高い所で回転することなどが設定された。アドバンストクラスでは、競技前日になって明かされる「仕様変更エリア」と呼ばれる課題もあり、徹夜でソフトを練ったチームもあった。
  (松本芳孝)

(2014年9月15日 北陸中日新聞朝刊第二石川総合版より)
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