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中日新聞掲載の大学記事

2014.08.08

指紋採取など鑑識体験 愛知署で警官志望の学生

 警察官を目指す大学生のインターンシップ(就業体験)として、愛知淑徳大と愛知学院大の3年生3人が、愛知署で警察業務の習得に取り組んだ。
 
 5〜7日の3日間で、6日は刑事課鑑識係員から指紋や足跡採取の手順を教わり、本物の道具を使って実際に体験した。
 
 学生たちはアルミの粉を使って指紋を採取する粉末法を学んだ。
 
 指で触った紙に粉をまぶし、専用のシートを貼り付けて採取。きれいに指紋が浮かび上がると、驚いた表情を見せた。
 
 同課の平田佳典警部補は「実際の現場では、犯人がどう行動したかを想像し、感覚を研ぎ澄ませて指紋を採取する。どんな仕事も、どれだけ努力したかで結果は変わる」と語った。
 
 愛知淑徳大の成田美由紀さん(21)は「どこにあるか分からない指紋を採るのは、根気のいる作業だと思った」と話していた。(並木智子)
 
(2014年8月8日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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