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2014.08.03
児童 気分は水環境博士! 金沢工大研でラボ体験
金沢工業大生活環境研究所(白山市八束穂)で2日、「水環境ラボ1日体験」があった。県内の小学5、6年生24人が天然鉱物「ゼオライト」を使った水の浄化実験などをした。
児童は同大バイオ・化学部の渡辺雄二郎准教授の指導で、アンモニア濃度が色で分かるよう、試薬の入った溶液をゼオライトを入れた管に通し、青緑から黄への色の変化で浄化されていることを確認した。
このほか、浄化に使ったゼオライトを花の種を育てる肥料として再利用するための実験をした。また、電子顕微鏡を使い、小さな穴がたくさんあるゼオライトの表面、髪の毛、シャープペンシルの芯を数100倍から数1000倍に拡大して観察した。
新田悠人君(金沢市木曳野小6年)は「ゼオライトはただの石に見えるのにすごい働きがあることが分かった」と話した。
ラボは大学など研究機関での研究を小中高校生に紹介する日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス」に採択されている。 (松本芳孝)
(2014年8月3日 北陸中日新聞朝刊石川版より)
児童は同大バイオ・化学部の渡辺雄二郎准教授の指導で、アンモニア濃度が色で分かるよう、試薬の入った溶液をゼオライトを入れた管に通し、青緑から黄への色の変化で浄化されていることを確認した。
このほか、浄化に使ったゼオライトを花の種を育てる肥料として再利用するための実験をした。また、電子顕微鏡を使い、小さな穴がたくさんあるゼオライトの表面、髪の毛、シャープペンシルの芯を数100倍から数1000倍に拡大して観察した。
新田悠人君(金沢市木曳野小6年)は「ゼオライトはただの石に見えるのにすごい働きがあることが分かった」と話した。
ラボは大学など研究機関での研究を小中高校生に紹介する日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス」に採択されている。 (松本芳孝)
(2014年8月3日 北陸中日新聞朝刊石川版より)