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2014.08.01
稲葉宿 祭りで活気再び 稲沢で9日 商店主、短大生ら準備
稲沢市稲葉の本町通りで8月9日、「稲葉宿夏祭りin稲沢商店街」が開かれる。美濃路沿いにある市中心部の本町通りでは夏祭りが45年ほど前から途切れている。このため、かつてのにぎわいを取り戻そうと、稲沢青年会議所(JC)や稲沢商店街振興組合、愛知文教女子短大が祭りの復活を企画。「商店街の活性化にもつなげたい」と期待している。(福本英司)
本町通りは、江戸時代以降に稲葉宿として栄えた。以前は周辺に紡績工場があり、多くの人が行き交い、夏祭りも毎年開かれていた。だが次第に工場が姿を消し、人通りも商店も減少。この20年で組合の登録店舗は65件に半減した。
夏祭りを復活させようと考える店主もいたが、人出が足りずになかなか実行できずにいた。そこで街の活性化を望むJCと商店街に近い短大が協力することになった。
美濃路の300メートルを通行止めにし、高校生のブラスバンド演奏、幼稚園児の合唱、太鼓演奏のほか、ご当地アイドル「LOVE●INA30」(ラヴィーナサーティ)が出演。手芸作家の雑貨小物販売や通りのシルバー人材センターでは懐かしのレコード鑑賞もある。浴衣姿の短大生や店主がもてなす金魚すくいや射的も予定している。
7月24日にはJCや商店街振興組合、短大から30人が集まり、祭りで商店の軒先に掛けるのれん(縦2メートル、横90センチ)を作り、空き店舗のシャッターに飾るサラシを染料でカラフルに染めた。振興組合の原武史理事長(64)は「祭りをやりたいという若い人が出てきたことがありがたい。皆さんが商店街に来てくれるきっかけになれば」と話す。
祭りは午後2〜7時。問い合わせは稲沢青年会議所=電0587(22)1717=へ。
(注)●はハートマーク
(2014年8月1日 中日新聞朝刊尾張版より)
本町通りは、江戸時代以降に稲葉宿として栄えた。以前は周辺に紡績工場があり、多くの人が行き交い、夏祭りも毎年開かれていた。だが次第に工場が姿を消し、人通りも商店も減少。この20年で組合の登録店舗は65件に半減した。
夏祭りを復活させようと考える店主もいたが、人出が足りずになかなか実行できずにいた。そこで街の活性化を望むJCと商店街に近い短大が協力することになった。
美濃路の300メートルを通行止めにし、高校生のブラスバンド演奏、幼稚園児の合唱、太鼓演奏のほか、ご当地アイドル「LOVE●INA30」(ラヴィーナサーティ)が出演。手芸作家の雑貨小物販売や通りのシルバー人材センターでは懐かしのレコード鑑賞もある。浴衣姿の短大生や店主がもてなす金魚すくいや射的も予定している。
7月24日にはJCや商店街振興組合、短大から30人が集まり、祭りで商店の軒先に掛けるのれん(縦2メートル、横90センチ)を作り、空き店舗のシャッターに飾るサラシを染料でカラフルに染めた。振興組合の原武史理事長(64)は「祭りをやりたいという若い人が出てきたことがありがたい。皆さんが商店街に来てくれるきっかけになれば」と話す。
祭りは午後2〜7時。問い合わせは稲沢青年会議所=電0587(22)1717=へ。
(注)●はハートマーク
(2014年8月1日 中日新聞朝刊尾張版より)