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中日新聞掲載の大学記事

2008.12.25

中部大、3学科新設 理学療法学、作業療法学、臨床工学 2010年春、生命健康科学部に

 中部大(春日井市松本町)は2010年4月、新学科として生命健康科学部内に理学療法学、作業療法学、臨床工学の3学科を開設する。山下興亜学長は「高齢化社会に対応できる医療専門家の育成に取り組みたい」と話している。新学科設置で中部大は7学部27学科の構成となる。

 同学部は06年に開設。現在は生命医科学と保健看護学の2学科で構成し、学生517人が在籍している。

 新たに設置する3学科の定員は各40人。学生は保健衛生学や医学の基礎を習得した後、市内の病院やリハビリ施設などで実習を経験する。

 4年次に受ける国家試験に合格すれば、それぞれ理学療法士、作業療法士、臨床工学技士の国家資格を取得できる。キャンパス内に7階建て学舎を建設している。

 同学部担当の中島泉副学長は「医療現場は人手不足とニーズの多様化に直面している。課題に対応できる専門家を育成したい」と設置の意義を話す。

 同大の学生数は現在約8700人。新学科設置で、13年には1万人を超えるとみている。(木谷孝洋)

(2008年12月25日 中日新聞朝刊近郊版より)
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