瀬戸市と周辺にキャンパスのある５大学の合同大学祭が８日、同市蔵所町の瀬戸蔵で開かれた。

　５大学は愛知工業大、金城学院大、名古屋学院大、名古屋産業大、南山大で、地域を盛り上げようと毎年開いている。各大学の学生５０人で組織する実行委員会が会合を重ねて準備を進めてきた。

　２階つばきホールでは多彩なステージイベントがあり、地元の子どもたちのキッズダンスや大学生のチアリーディング、大道芸、マジックなどが繰り広げられた。

　人気が高かったのは４階多目的ホールに設けられたお化け屋敷。子どもや家族連れ、学生同士のカップルなどが列をつくって次々と挑戦。会場内から悲鳴が響き、リタイアする人も続出した。輪投げや射的、綿菓子作りなどのコーナーを設け、縁日をイメージした「瀬戸まつり」も子どもたちで１日中にぎわっていた。（中西康）

（2014年6月10日　中日新聞朝刊近郊総合版より）