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中日新聞掲載の大学記事

2014.05.23

蜂蜜取り 園児「甘そう」 名学院大生が招き体験会

 授業の一環でミツバチを育てている熱田区の名古屋学院大の学生が22日、地元の日比野保育園の園児をキャンパスに招待し、蜂蜜取りの体験会を開いた。

 同大では、環境や地域経済を学ぶことを目的に2010年から校舎屋上でミツバチを飼育。経済学部の「地域活性化研究」の授業を履修する学生が5万匹を育てており、日比野商店街の商店主らと蜂蜜を使った菓子や酒の開発にも取り組んでいる。

 体験会には年長の園児29人が参加。学生は、ハチが飛び交う巣をケースに入れて教室に運び、遠心分離機を使って蜂蜜を取った。

 一緒にハンドルを回した園児は「甘そう」「早く味見したい」と興奮し、取れたての蜜を園に持ち帰った。学生は、ミツバチが植物の受粉に活躍していることを伝えようと寸劇も披露した。

 3年の森川雅也さん(20)=春日井市八田町=は「ハチは怖いというイメージかもしれないが、しっかりと役割を果たしていることを学び、生き物を大切にしてほしい」と期待していた。(鈴木龍司)

(2014年5月23日 中日新聞朝刊市民版より)

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