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中日新聞掲載の大学記事

2014.05.05

名古屋コーチン味わって 愛知淑徳大生 店紹介の冊子作る

 名古屋コーチンを若者に知ってもらうためPR活動を続けている愛知淑徳大(長久手市)の学生が、名古屋コーチンを手軽に味わえる飲食店などを紹介した冊子「とりせつ」を作った。学生たちは「聞いたことはあっても、食べたことのない人は多い。冊子を参考にまずは味わってほしい」と話している。

 冊子の執筆と構成を担当したのは自主活動グループ「名古屋コーチンもりあげ隊」のメンバー。冊子名の「とりせつ」には「名古屋コーチンのおいしさを楽しむための取扱説明書」との思いを込めた。

 名古屋コーチンを食べられる飲食店などを地図とともに紹介。肉料理だけでなく、卵を使ったラーメンやケーキを提供する店も掲載した。実際に学生が足を運んで、おいしいと思った店や商品を選んだといい、4年の細川愛理さんは「学生でも気軽に行けるよう1000円前後で食べられ、駅に近い店にした」と話す。

 肉と卵を使ったパエリアやロールキャベツなどレシピも掲載。名古屋コーチンの精肉を販売している店も紹介した。

 名古屋コーチンもりあげ隊は、市農業センター(天白区)が「学生にPRしてもらえないか」と大学側に打診したのをきっかけに、学生たちが昨年7月に作った。昨年秋にはレシピコンテストを開くなど活動を続けている。

 冊子はB5判、24ページ。名古屋コーチン協会(中区)が2000部作製。市内3カ所の観光案内所や、市農業センターのイベントなどで配る。名古屋コーチン協会のホームページでも閲覧できる。(北村剛史)

(2014年5月5日 中日新聞朝刊市民版より)

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