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中日新聞掲載の大学記事

2014.04.28

愛知大学野球 日福大と中京大1勝

 27日、春日井市の春日井球場で1部の第4週2回戦2試合を行い、日福大が名城大を8−3で、中京大が愛大を9−4で破り、ともに1勝1敗として28日の3回戦に持ち込んだ。

 日福大は2−1の5回2死二、三塁に菅(3年、長野・上伊那農)が左前打を放って2点を追加。さらに盗塁を重ねて攻め、この回に4点を奪って引き離した。

 中京大は、1回1死から北野(4年、滋賀・北大津)が左越えの満塁本塁打を放って先制。さらに浜口(2年、愛知・中京大中京)の3ランなどで1回に一挙8得点した。

■日福大 積極的な走塁光る

 日福大の一塁走者、菅は迷いなくスタートを切った。自らの2点適時打で4−1とした5回2死。二盗を決めると、間髪を入れずに三盗にも成功した。名城大の左腕、大久保(2年、愛知)は直前に継投したばかり。菅は「全然警戒されていなかったからセーフになる自信があった」と胸を張った。

 次打者の森井も四球で出塁して二盗。「菅の連続盗塁で投手が動揺し、投球のリズムを崩していたからいけると思った」。直後の適時打を呼び込み、点差を5に広げた。

 名城大には前日に11点を奪われて負けた。「いつ大量点を奪われるか分からない相手。1点でも多く欲しくてチャンスをつかみにいった」と2人は口をそろえる。7年ぶりに復帰した1部でチームが掲げるのは「チャレンジャー精神」。意気込み通りの積極的な走塁が快勝につながった。(平野梓)

▽春日井(1勝1敗)
名城大 000010020―3
日福大 10104002x―8

▽同(1勝1敗)
中京大 800000001―9
愛大  101002000―4
本塁打 北野、浜口(京)

(2014年4月28日 中日新聞朝刊21面より)

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