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中日新聞掲載の大学記事

2014.04.23

愛知大学野球 愛院大15点大勝 中部大も連勝

 22日、愛知県日進市の愛院大グラウンドで1部の第3週3回戦2試合が行われ、愛院大が中京大に15−1で、中部大が日福大に5−3でともに2連勝した。愛院大は勝ち点2、中部大は同1とした。

 愛院大は2回に林(2年、富山・高岡商)の左前打を起点に四球や犠打、失策を絡めて打線をつなぎ一挙6得点。4回、8回も追加点を奪って引き離した。中部大は2−2の9回に2連打と死球で2死満塁の好機をつくり、押し出しで1点。さらに細川勝(3年、愛知商)が中前に2点適時打を放って勝負を決めた。

■愛院大の2年・大蔵 初先発 強気で結果

 リーグ戦初先発の右腕がエース不在と言われている愛院大投手陣の中で存在感を示した。大蔵(2年、岐阜・大垣西)は持ち味の制球力を発揮して内外角を厳しく突き、8回4安打1失点に抑えた。

 相手打者で特に意識したのは3番川本(3年、愛知・中京大中京)と4番鈴木孝(3年、静岡・浜松市立)。「強打者の2人に打たれなければ、大量失点することはない」と四球を覚悟して攻めた。

 結果、川本には2四球を与えたが鈴木孝は抑え切り、走者を出しても得点を奪われることは無かった。「『投げたい』『勝ちたい』という気持ちがこもっていた。安心して先発を任せられる」と梶原監督も頼もしげだった。

 昨季は中継ぎ登板のみで待ち焦がれた先発マウンドだった。「最初から強気で飛ばしていけたのが良かった」と胸を張る。第3週を終えて6チーム中トップの勝ち点2を得る1勝で、大きな自信をつけた。(平野梓)

▽愛院大(愛院大2勝1敗)
中京大 000100000―1
愛院大 06040005x―15
本塁打北村(京)林佑(院)

▽同(中部大2勝1敗)
中部大 000020003―5
日福大 100000101―3

(2014年4月23日 中日新聞朝刊28面より)

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