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2014.04.11
造血幹細胞移植学ぶ 愛知医大でベトナム医師団
白血病や血友病などを治療する造血幹細胞移植の最新技術を学ぶため、ベトナムの医師団が10日、長久手市の愛知医科大を視察に訪れた。「世界造血細胞移植ネットワーク」の会長を務める小寺良尚教授の研究室などを見学した。
一行は、ハノイにある国立血友病・血液センターのグエン・アン・トリ院長(57)と医師ら4人。比較的容易に取り組める臍帯血(さいたいけつ)移植の技術や設備を学ぶために来日した。同大の三宅養三理事長と小寺教授と会談した後、小寺教授の研究室へ。グエン院長は「日本の技術を持ち帰りたい」と話し、小寺教授は「近隣諸国の手本となるような医療体制を築いてほしい」と激励した。
一行は今後、名古屋第一赤十字病院(名古屋市中村区)、中部さい帯血バンク(瀬戸市南山口町)などを視察する。(渡辺健太)
(2014年4月11日 中日新聞朝刊なごや東版より)
一行は、ハノイにある国立血友病・血液センターのグエン・アン・トリ院長(57)と医師ら4人。比較的容易に取り組める臍帯血(さいたいけつ)移植の技術や設備を学ぶために来日した。同大の三宅養三理事長と小寺教授と会談した後、小寺教授の研究室へ。グエン院長は「日本の技術を持ち帰りたい」と話し、小寺教授は「近隣諸国の手本となるような医療体制を築いてほしい」と激励した。
一行は今後、名古屋第一赤十字病院(名古屋市中村区)、中部さい帯血バンク(瀬戸市南山口町)などを視察する。(渡辺健太)
(2014年4月11日 中日新聞朝刊なごや東版より)