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2014.04.10
20代目「春姫」に山田さん 万松寺で得意の琴披露
初代尾張藩主徳川義直の正室春姫(1603〜37年)の輿(こし)入れ行列を再現するイベント「春姫道中」が20日に名古屋市中心部で開かれるのを前に、9日、第20代春姫役に名古屋音楽大音楽学部2年、山田梨紗子さん(19)=名古屋市熱田区=が選ばれた。
赤色の華やかな振り袖に身を包んだ山田さんは、春姫ゆかりの同市中区大須の万松寺を訪れ、霊前に春姫役を務めることを報告。山田さんは琴が得意で「さくらさくら」を披露し、「文化と歴史の重みを感じながら、気品のある春姫になりたい」と意気込みを語った。
イベントを主催する市民団体「名古屋城文化フォーラム」によると、春姫は琴を愛し、演奏したとの記録がある。琴が得意の春姫役は初といい、夢童由里子代表は「20代の節目にふさわしい方を選ぶことができ、うれしい」と話した。
春姫道中は、義直と春姫が暮らした名古屋城本丸御殿の復元をPRするため、1995年から毎年春に大津通などで開催。今年の春姫役は2、3月に公募し、62人から応募があった。(中野祐紀)
(2014年4月10日 中日新聞朝刊県内総合版より)
赤色の華やかな振り袖に身を包んだ山田さんは、春姫ゆかりの同市中区大須の万松寺を訪れ、霊前に春姫役を務めることを報告。山田さんは琴が得意で「さくらさくら」を披露し、「文化と歴史の重みを感じながら、気品のある春姫になりたい」と意気込みを語った。
イベントを主催する市民団体「名古屋城文化フォーラム」によると、春姫は琴を愛し、演奏したとの記録がある。琴が得意の春姫役は初といい、夢童由里子代表は「20代の節目にふさわしい方を選ぶことができ、うれしい」と話した。
春姫道中は、義直と春姫が暮らした名古屋城本丸御殿の復元をPRするため、1995年から毎年春に大津通などで開催。今年の春姫役は2、3月に公募し、62人から応募があった。(中野祐紀)
(2014年4月10日 中日新聞朝刊県内総合版より)