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2014.04.02
「バルブ」論文で優秀賞 椙山女大生の小林さん
日本バルブ工業会(東京都港区)が創立60周年を記念して募集した学生懸賞論文コンテストで、椙山女学園大(名古屋市千種区)の現代マネジメント学科2年、小林麻耶さん(19)=愛知県刈谷市=が最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞した。
論文では「人と環境に優しいスマートバルブの開発」と題し、小型モーターや集積回路を組み込み、液体や気体の流量や圧力を自動で最適化する「スマートバルブ」の開発を提案。資源の有効活用を促した。電力需要と供給を制御する送電網「スマートグリッド」から着想を得た。
文章を書くのが好きな小林さんは1年生だった昨年9月、「自分の長所を伸ばしたい」と同学科の水野英雄准教授(45)に相談。水野さんが当時募集中だったコンテストへの応募を勧めた。業界に関する知識はなかったが、2人で討論を重ねて論文を形づくっていき、応募した。
3月末に表彰状を受け取った小林さんは「信じられない」と喜び、「在学中に論文執筆やプレゼンテーションの能力を磨きたいので、今後もいろいろなコンテストに応募して頑張る」と話していた。(梅田歳晴)
(2014年4月2日 中日新聞朝刊市民総合版より)
論文では「人と環境に優しいスマートバルブの開発」と題し、小型モーターや集積回路を組み込み、液体や気体の流量や圧力を自動で最適化する「スマートバルブ」の開発を提案。資源の有効活用を促した。電力需要と供給を制御する送電網「スマートグリッド」から着想を得た。
文章を書くのが好きな小林さんは1年生だった昨年9月、「自分の長所を伸ばしたい」と同学科の水野英雄准教授(45)に相談。水野さんが当時募集中だったコンテストへの応募を勧めた。業界に関する知識はなかったが、2人で討論を重ねて論文を形づくっていき、応募した。
3月末に表彰状を受け取った小林さんは「信じられない」と喜び、「在学中に論文執筆やプレゼンテーションの能力を磨きたいので、今後もいろいろなコンテストに応募して頑張る」と話していた。(梅田歳晴)
(2014年4月2日 中日新聞朝刊市民総合版より)