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中日新聞掲載の大学記事

2014.04.01

大府市と河原学園 大学設置向け協定

 愛知県大府市は31日、学校法人河原学園(愛媛県松山市)との間で、大学設置に関する協定を締結した。河原学園はJR大府駅近くの江端調整池に「日本医療環境大」の新設を計画していて、市はこれに協力する。学園側も開学後に図書館を市民に開放したり、公開講座を開いたりする。

 新設の大学は調整池の上の人工地盤に鉄骨8階建て延べ6500平方メートルの校舎を建てる計画で、4月下旬に着工。5月に文部科学省へ看護学科設置の認可を申請する。開設するのは看護学科と大学院(定員計110人)で2015年4月の開校を目指す。

 大府市役所で協定締結式があり、河原学園の河原成紀(せいき)理事長と久野孝保市長が調印した。河原次瞭(じりう)学園長は「高齢化が進み、社会が看護学部の学生を求めている。国、地域に貢献したい」とあいさつ。久野市長は「(至学館大に続く)市内2つ目の大学は市民の念願。地域と一体となった大学にしてほしい」と述べた。

 河原学園グループの岡崎学園(愛知県岡崎市)は岡崎市で人間環境大を運営している。(有川正俊)

(2014年4月1日 中日新聞朝刊知多版より)

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