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2014.03.08
介護福祉セミナー 中部学院大で開く 社会福祉学科20周年
関市桐ケ丘の中部学院大関キャンパスで7日、社会福祉学科の創設20周年を記念した介護福祉セミナーがあり、学生や福祉NPO職員ら120人が認知症の高齢者を通して介護のあり方を考えた。
福岡市南区の認知症対応型通所施設「第二宅老所」所長の村瀬孝生さん(49)が「こんなおもしろい仕事はめったにない」をテーマに講演。お年寄りの在宅支援に取り組む活動を紹介した。
村瀬さんは、認知症を病気とみる風潮に疑問を示し「人の最期に携われることはありがたい」と強調。「介護の負担を家族や地域、施設が分かち合うと地域の絆は強くなる」と持論を述べた。
引き続き「介護の未来を拓(ひら)く人づくり・現場づくり」についてシンポジウムもあり、同大人間福祉学部の飯尾良英教授をコーディネーターに、同大教授や老人保健施設職員ら5人が意見を交わした。(成田嵩憲)
(2014年3月8日 中日新聞朝刊中濃版より)
福岡市南区の認知症対応型通所施設「第二宅老所」所長の村瀬孝生さん(49)が「こんなおもしろい仕事はめったにない」をテーマに講演。お年寄りの在宅支援に取り組む活動を紹介した。
村瀬さんは、認知症を病気とみる風潮に疑問を示し「人の最期に携われることはありがたい」と強調。「介護の負担を家族や地域、施設が分かち合うと地域の絆は強くなる」と持論を述べた。
引き続き「介護の未来を拓(ひら)く人づくり・現場づくり」についてシンポジウムもあり、同大人間福祉学部の飯尾良英教授をコーディネーターに、同大教授や老人保健施設職員ら5人が意見を交わした。(成田嵩憲)
(2014年3月8日 中日新聞朝刊中濃版より)