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2013.12.26
ハンドボール全日本総合選手権 中京大2回戦敗退 後半追撃も届かず
第65回全日本総合ハンドボール選手権第2日が25日、名古屋市の愛知県体育館などであり、男子2回戦で中京大が日本リーグの琉球コラソンに22−30で敗れた。前半は圧倒されたものの、後半は素早いパスワークで追い上げ健闘した。女子の1回戦では、飛騨高山ブラックブルズ岐阜が香川銀行に14−25、HC名古屋は大体大に11−28で敗れた。
圧倒されたまま終わりたくなかった。中京大は前半を7−17とリードされたが、後半はエースの小塩、主将の中野らが得点を重ね、追いすがった。
4年生にとっては最後の大会。「締めがこれじゃ情けない。何とかしたかった」と中野。速いパスを回して攻めるスタイルを徐々に発揮した。小塩は「後半はらしさが出せた。最後にいい試合ができました」とかみしめた。
11月の全日本学生選手権(インカレ)で初の準優勝を果たした。選手を成長させたのは自主性だ。練習メニューの大半は選手が組み立てる。課題を話し合い、解決のための練習をこなす。「やらされている感がない。自分たちで成長してくれました」と船木浩斗監督(30)も目を細める。
中野は「楽しく真剣にやる。伝統を大切に、インカレで優勝を目指してほしい」。日本一へ、この1年で確かな一歩は刻んだ。 (青山直樹)
(2013年12月26日 中日スポーツ6面より)
圧倒されたまま終わりたくなかった。中京大は前半を7−17とリードされたが、後半はエースの小塩、主将の中野らが得点を重ね、追いすがった。
4年生にとっては最後の大会。「締めがこれじゃ情けない。何とかしたかった」と中野。速いパスを回して攻めるスタイルを徐々に発揮した。小塩は「後半はらしさが出せた。最後にいい試合ができました」とかみしめた。
11月の全日本学生選手権(インカレ)で初の準優勝を果たした。選手を成長させたのは自主性だ。練習メニューの大半は選手が組み立てる。課題を話し合い、解決のための練習をこなす。「やらされている感がない。自分たちで成長してくれました」と船木浩斗監督(30)も目を細める。
中野は「楽しく真剣にやる。伝統を大切に、インカレで優勝を目指してほしい」。日本一へ、この1年で確かな一歩は刻んだ。 (青山直樹)
(2013年12月26日 中日スポーツ6面より)