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2013.12.09
ラグビー大学選手権 朝日大 帝京大から意地のトライ
ラグビーの大学選手権2次リーグ第1戦が8日、東京・秩父宮ラグビー場などで行われ、A組で2次リーグ初出場の朝日大(第1ステージ1位)は、選手権5連覇を目指す帝京大(関東大学対抗戦A1位)に5−102で大敗した。朝日大は15日の第2戦(福岡)で大東大(関東大学リーグ戦1部3位)と対戦する。
■非常に大きな財産
朝日大が新たな歴史の1ページを刻んだ。初の2次リーグで、目標だった帝京大からの1トライを奪った。「ウォーッ」。スタンドで応援していた部員らから、まるで勝利したかのような雄たけびが沸き起こった。
「1トライを取れて楽しめた。コンタクトの強さ、ランのスピード、いろいろなことを学べた。帝京大とやれたことは点数以上に非常に大きな財産となった」。吉川充監督(41)は充実感たっぷりに語った。
■97点差大敗も留学生・バイラヌが見せ場
試合経験の少ないメンバー中心の相手でも、力の差は歴然。16トライを献上した。それでも見せ場はつくった。後半4分。敵陣でボールを奪うと、テンポよくパスを左に展開。最後は朝日大初のトンガ人留学生でロックのバイラヌがインゴールに飛び込んだ。「ハッピーだよ。次もトライを取りたいね」と笑顔を振りまいた。
余韻に浸る暇はない。次戦は選手権3度の優勝経験を誇る大東大。「きょうの経験を生かして次につなげたい」とナンバー8の磯谷主将。
前身の岐阜歯科大から数えて創部36年目でつかんだ選手権2次リーグで、朝日大がさらなる意地を見せる。 (永井響太)
帝京大102 45−0 5朝日大
57−5
(2013年12月9日 中日スポーツ8面より)
■非常に大きな財産
朝日大が新たな歴史の1ページを刻んだ。初の2次リーグで、目標だった帝京大からの1トライを奪った。「ウォーッ」。スタンドで応援していた部員らから、まるで勝利したかのような雄たけびが沸き起こった。
「1トライを取れて楽しめた。コンタクトの強さ、ランのスピード、いろいろなことを学べた。帝京大とやれたことは点数以上に非常に大きな財産となった」。吉川充監督(41)は充実感たっぷりに語った。
■97点差大敗も留学生・バイラヌが見せ場
試合経験の少ないメンバー中心の相手でも、力の差は歴然。16トライを献上した。それでも見せ場はつくった。後半4分。敵陣でボールを奪うと、テンポよくパスを左に展開。最後は朝日大初のトンガ人留学生でロックのバイラヌがインゴールに飛び込んだ。「ハッピーだよ。次もトライを取りたいね」と笑顔を振りまいた。
余韻に浸る暇はない。次戦は選手権3度の優勝経験を誇る大東大。「きょうの経験を生かして次につなげたい」とナンバー8の磯谷主将。
前身の岐阜歯科大から数えて創部36年目でつかんだ選手権2次リーグで、朝日大がさらなる意地を見せる。 (永井響太)
帝京大102 45−0 5朝日大
57−5
(2013年12月9日 中日スポーツ8面より)