砂糖を使った菓子細工「シュガーアート」の作品展が２４日まで、中区の市民ギャラリー栄で開かれている。無料。

　愛知、岐阜両県で教室を開く講師らでつくる「中部シュガーアーティストの会」が毎年この時期に開いている。本物と見間違うような繊細なバラがちりばめられたウエディングケーキなど１００点余りが並ぶ。

　修文短大（一宮市）で製菓を学ぶ学生が卒業作品として作った高さ４０センチほどの名古屋城も展示。石垣一つ一つや金シャチなど細部まで丁寧に作り込んである。瑞穂区で教室を開く白砂朋子さんは「何カ月もかけて作った砂糖の芸術品を楽しんで」と話す。（多園尚樹）

（2013年11月22日　中日新聞朝刊市民版より）