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お知らせ 2026.08.28
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腎臓のがん細胞を凍結→死滅 愛知医科大で新治療法導入

CTで横たわって受けられる凍結療法。治療は2時間ほどで終わるという=長久手市の愛知医科大病院で
愛知医科大病院(長久手市)は、腎臓にできた小さながん細胞を凍結して死滅させる治療法を導入した。同院によると、東海3県では三重大病院(津市)でしか受けられなかった治療で、県内では初となる。
愛知医科大病院はこの凍結療法を5月に導入。CTスキャンでがんの位置を確認しながら、針先が零下40度ほどになる特殊な針を刺してがん細胞を急速に冷やす。針から冷凍するアルゴンガスと解凍するヘリウムガスを交互に流し、凍結と解凍を繰り返すことで死滅させるという。
愛知医科大ではがん細胞が4センチ未満の腎臓がん患者が対象。2時間ほどで終わり、局所麻酔でできるため体への負担は比較的軽い。
この凍結療法は2011年から保険適用されている。翌12年に導入した三重大病院以外に東海地方で実施する医療機関はない。合併症がある人や全身麻酔に耐えられない高齢者など、外科手術を受けるのが難しい患者への治療に効果が期待される。
治療は放射線科で受けるが、事前に泌尿器科で医師の診断を受け、1週間程度入院する必要がある。泌尿器科学講座の佐々直人主任教授は「選択肢の一つとして多くの人に知ってほしい」と話している。(大野沙羅)
(2026年8月28日 中日新聞朝刊県内総合版より)