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中日新聞掲載の大学記事

2013.10.05

円頓寺商店街などきょうから芸術祭 芸大生が作品展示

 商店街と芸大生が協力した「まちかど芸術祭」が5日から27日まで、名古屋市西区那古野の円頓寺、円頓寺本町の両商店街と四間道(しけみち)かいわいで開かれる。名古屋芸術大の学生が店内やショーウインドーに作品を展示する。

 開催中の「あいちトリエンナーレ2013」の関連行事で、芸術家の卵たちに作品発表の場を提供し、同時に商店街の活性化につなげる狙い。20余店が賛同し、20人の学生が7月から下見に入り、展示する店を決めた後、夏休み中に制作に取りかかった。

 学生は店主らと相談しながら作品の配置などを工夫した。四間道のアンティーク雑貨店「月のののうさ」では、アートクリエイターコース3年の金山結華さん(21)が、高さ10センチほどの小さな人形を商品の間に並べた。

 「美術に興味のない人にも作品を見てもらう機会になる」と金山さん。店主のカワカタミカコさん(41)も「普段は商店街に来ない人たちもぜひ足を運んでほしい」と話す。

 5日は開幕、27日は閉幕のイベントがあり、手作り雑貨などを販売するフリーマーケットなどを開く。問い合わせは西区まちづくり推進室=電052(523)4526=へ。

(2013年10月5日 中日新聞朝刊市民版より)
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