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2013.09.02
白い壁 アートの彩り トリエンナーレで名城大生 名古屋の地下街、市民交え
県内各地で開催中のアートイベント「あいちトリエンナーレ」に合わせて、名城大の学生らが1日、名古屋市中区錦の伏見地下街のカフェ&ギャラリー「ドリーム伏見」で、白い壁をアートで彩る市民参加プログラムを展開した。
ドリーム伏見は、脳卒中で障害者となった人たちの働く場として昨年10月にオープンした。地下街の通りに面した壁はシンプルな白だったが、華やかな雰囲気を出すため、名城大理工学部建築学科の学生に飾り付けを依頼した。
学生たちが企画したのは、パズルのピースのような木片に色を塗って壁に張り付けるプログラム。8月18日に続いて実施したこの日も、地下街を通りがかった人たちに参加を呼び掛け、長さ約30センチの木片に好きな色を塗ってもらった。塗り上がった木片は次々と壁に張っていった。
伏見地下街はトリエンナーレの会場になっており壁や入り口などを台湾人芸術家の作品が彩っている。ドリームのスタッフ阿字地(あじち)悠基さん(26)は「プログラムに参加してくれたのは、ほとんどがトリエンナーレを見にきた人たち。美術好きの人たちだけに、色使いにセンスを感じた」と話していた。(佐藤航)
(2013年9月2日 中日新聞朝刊県内版より)
ドリーム伏見は、脳卒中で障害者となった人たちの働く場として昨年10月にオープンした。地下街の通りに面した壁はシンプルな白だったが、華やかな雰囲気を出すため、名城大理工学部建築学科の学生に飾り付けを依頼した。
学生たちが企画したのは、パズルのピースのような木片に色を塗って壁に張り付けるプログラム。8月18日に続いて実施したこの日も、地下街を通りがかった人たちに参加を呼び掛け、長さ約30センチの木片に好きな色を塗ってもらった。塗り上がった木片は次々と壁に張っていった。
伏見地下街はトリエンナーレの会場になっており壁や入り口などを台湾人芸術家の作品が彩っている。ドリームのスタッフ阿字地(あじち)悠基さん(26)は「プログラムに参加してくれたのは、ほとんどがトリエンナーレを見にきた人たち。美術好きの人たちだけに、色使いにセンスを感じた」と話していた。(佐藤航)
(2013年9月2日 中日新聞朝刊県内版より)