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中日新聞掲載の大学記事

2013.07.05

岐阜女子大生 童話をテーマに10月運行準備 長鉄仮装列車でGO!

■浴衣姿の学生 チラシ用に撮影 美濃・武義高写真部が協力

 岐阜女子大(岐阜市太郎丸)文化創造学部の学生が、昨年に続いて10月中旬に長良川鉄道で運行する企画列車「コスプレパーティー in 長良川鉄道」を準備している。観光振興に向けた取り組みで、今年は武義高校(美濃市泉町)写真部がPRチラシの作成に協力した。(成田嵩憲)

 企画列車は、同大の浅野弘光教授(76)の観光開発研究室で、地域資源を生かした観光活性化について考える「長鉄推進事業」に取り組む学生15人が長良川鉄道と運行する。昨年はハロウィーンにちなんだ仮装パーティー列車を走らせた。

 今年は「童話」をテーマにした企画列車とする計画。シンデレラや桃太郎など物語の主人公をイメージさせる衣装で乗車し、車中では学生提案の県産野菜を使ったご当地グルメを満喫。美濃市駅で下車し、うだつの上がる町並みで衣装コンクールをする。

 PRチラシに使う写真は、学生から依頼を受けた武義高写真部の10人が同市本住町の美濃あかりアート館で撮影した。同大2年の大島育実さん(19)と古田優美子さん(20)がモデルとして浴衣姿となり、あかりのオブジェを前にポーズを取った。

 高校生は「モデルの撮影は初めて」「明るさの調整が難しい」などと苦戦。一眼レフカメラなどを構え、構図や手ぶれなどに気を付け、モデルに笑顔を求めながら、さまざまな角度から撮影していた。

 チラシはA3判で500部を作り、長良川鉄道沿線の駅をはじめ、東海3県の公共施設や道の駅などに配布する。

(2013年7月5日 中日新聞朝刊岐阜・近郊総合版より)
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