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中日新聞掲載の大学記事

2013.04.26

稲沢市内の仏像 歴史知識深める 市民らセミナー

 地域の歴史を学ぶ「ふるさとセミナー」が、稲沢市下津市民センターで開かれ、市民60人が稲沢の仏像の歴史を学んだ。

 仏教美術が専門の椙山女学園大文化情報学科講師の見田隆鑑(みたたかあき)さんが、市内にある国や県指定の仏像を例に挙げながら、如来と菩薩(ぼさつ)、明王の違いなどを説明した。

 見田さんは、市内の仏像を映像に残している自身の活動を紹介し「自然環境が豊かで国府もあった稲沢には仏像が多い。地域の文化である仏像を守っていく必要がある」と呼び掛けた。

 セミナーは市郷土史研究会が2年前から、稲沢市にある旧街道や国分寺跡など、さまざまなテーマで年2回開いている。

(2013年4月26日 中日新聞朝刊尾張版より)
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