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2013.03.31
故東松さんをしのぶ 名古屋 愛大、ゆかりの人ら
昨年12月に82歳で亡くなった名古屋市出身の写真家、東松照明さんをしのぶ会が30日、母校の同市東区の愛知大車道校舎であった。
卒業生らでつくる実行委員会の主催。東松さんは愛大在学中から本格的に写真を始め、戦後日本を批評的にとらえた作品で高い評価を得た。会場正面には好物のみそ煮込みうどんを食べる東松さんの写真が映し出され、ゆかりの人たちが次々に思い出を語った。
愛大写真部の1年後輩の山田雅夫さん(80)=名古屋市中村区=は在学中、同区にあった東松さんの自宅暗室で、深夜から朝まで現像を手伝ったエピソードを披露。「近くの線路を電車がひっきりなしに通って揺れるので、電車の見張り役が1人いないと現像ができなかった」と懐かしんだ。
愛大車道校舎13階の同窓会ラウンジでは、東松さんの作品などを集めた「東松照明 素顔と作品展」を開催。6月2日まで。無料。日曜、祝日、振り替え休日は休み。(問)愛大校友課=電052(937)8156(宮川まどか)
(2013年3月31日 中日新聞朝刊県内総合版より)
卒業生らでつくる実行委員会の主催。東松さんは愛大在学中から本格的に写真を始め、戦後日本を批評的にとらえた作品で高い評価を得た。会場正面には好物のみそ煮込みうどんを食べる東松さんの写真が映し出され、ゆかりの人たちが次々に思い出を語った。
愛大写真部の1年後輩の山田雅夫さん(80)=名古屋市中村区=は在学中、同区にあった東松さんの自宅暗室で、深夜から朝まで現像を手伝ったエピソードを披露。「近くの線路を電車がひっきりなしに通って揺れるので、電車の見張り役が1人いないと現像ができなかった」と懐かしんだ。
愛大車道校舎13階の同窓会ラウンジでは、東松さんの作品などを集めた「東松照明 素顔と作品展」を開催。6月2日まで。無料。日曜、祝日、振り替え休日は休み。(問)愛大校友課=電052(937)8156(宮川まどか)
(2013年3月31日 中日新聞朝刊県内総合版より)