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中日新聞掲載の大学記事

2013.03.18

就活に生かそう 大垣の日本料亭 大学生ら作法学ぶ

 就職活動中の大学生や新社会人向けのマナーセミナーが17日、大垣市高砂町の日本料亭「助六」であり、男女12人が食事の作法などを実践形式で学んだ。

 「おもてなしのプロ」として、おかみの中村智景さんが講師を務めた。上座の位置や箸の持ち方だけでなく、ふすまの開け方や座布団の座り方など料亭ならではのマナーも指導した。

 会席料理が振る舞われ、参加者は飲み物をつぎ合うなどし、座学で学んだ知識を実践。食べ終わった料理の皿を置く位置に迷う参加者には、中村さんが「テーブルの端に寄せるのが食べ終わった合図。皿は重ねないのが正しい」とアドバイスした。

 中京大3年の若森夏葉さん(21)は「おかみさんの立ち居振る舞いを間近で見られて勉強になった。積極的に声を掛けて相手の意向を聞くことも大切なマナーだと学べた」と話した。

 セミナーは助六でインターンシップ(就業体験)中の金城学院大2年、細田愛さん(19)が企画。細田さんは「相手の立場に立つというマナーの基本を、ビジネスでも生かしてもらえたら」と話した。(高嶋幸司)

(2013年3月18日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)
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