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2013.01.17
中部日本学生スキー 中京大勢が3種目制す 高校の先輩後輩 固い結束
第58回中部日本学生スキー選手権大会(中部日本学生スキー連盟、中日新聞社など主催)最終日は16日、長野県白馬村の白馬岩岳スノーフィールドなどで男女3種目が行われ、回転の男子は森本優希、女子は佐藤三代、距離の男子10キロフリーは竹内良輔の中京大勢が制した。いずれも初優勝。中京大は男女ともに総合4連覇を果たした。
■竹内が独走初V
距離の男子10キロフリーで中京大3年の竹内が序盤から独走し、2位に5分近い差をつけ初優勝した。同じ大学のライバル2人が出身県の国体予選に出場するため不在。「気持ちが緩んでしまうと思ったので最初から飛ばした」
北海道士別市出身で、小2から距離を始めた。国体予選は愛知県でエントリーし、19日、同じ白馬村で行われる。「きょうのタイムを出せればいい。初めて国体に出たい」と意気込んだ。
■回転V 森本優・佐藤
岐阜・飛騨高山高から中京大に進んだ先輩、後輩がそろって回転で優勝を飾った。
4年生の森本は15日の男子スーパー大回転、大回転に続く3冠。過去3年間は2冠にとどまっただけに「やっとできた。有終の美を飾れた」と納得の表情だった。
その森本を尊敬する1年生の佐藤は、15日の女子スーパー大回転に続く2冠を達成した。
大回転は3位にとどまり、自信を失いかけた佐藤に声を掛けたのが森本。「ターンのとき、下半身を速く動かして迷わず方向を決めろ」。助言を生かした佐藤は「頼れる存在です」と感謝した。
中京大は東海地方を代表する強豪だが、来季はアルペンの男子部員が2人、女子は3人になる。今春卒業する森本は佐藤に「女子を引っ張っていってほしい」と期待。佐藤は「結果を出して選手が集まるようにしたい。自分が中京のスキー部を変えていければ」と誓った。 (垣見洋樹)
【男子】
▽回転 (1)森本優希(中京大)1分26秒61(2)松沢(同)1分27秒85(3)船場(愛工大)1分28秒28▽10キロフリー (1)竹内良輔(中京大)26分15秒6(2)佐藤(愛工大)31分11秒5(3)尾崎(東海学園大)31分53秒0▽総合得点 (1)中京大100(2)愛工大85(3)新潟大29
【女子】
▽回転 (1)佐藤三代(中京大)1分33秒34(2)恒松(同)1分37秒51(3)斎藤優(愛知淑徳大)1分39秒05▽総合得点 (1)中京大56(2)愛知淑徳大34(3)新潟大20
(2013年1月17日 中日新聞朝刊20面より)
■竹内が独走初V
距離の男子10キロフリーで中京大3年の竹内が序盤から独走し、2位に5分近い差をつけ初優勝した。同じ大学のライバル2人が出身県の国体予選に出場するため不在。「気持ちが緩んでしまうと思ったので最初から飛ばした」
北海道士別市出身で、小2から距離を始めた。国体予選は愛知県でエントリーし、19日、同じ白馬村で行われる。「きょうのタイムを出せればいい。初めて国体に出たい」と意気込んだ。
■回転V 森本優・佐藤
岐阜・飛騨高山高から中京大に進んだ先輩、後輩がそろって回転で優勝を飾った。
4年生の森本は15日の男子スーパー大回転、大回転に続く3冠。過去3年間は2冠にとどまっただけに「やっとできた。有終の美を飾れた」と納得の表情だった。
その森本を尊敬する1年生の佐藤は、15日の女子スーパー大回転に続く2冠を達成した。
大回転は3位にとどまり、自信を失いかけた佐藤に声を掛けたのが森本。「ターンのとき、下半身を速く動かして迷わず方向を決めろ」。助言を生かした佐藤は「頼れる存在です」と感謝した。
中京大は東海地方を代表する強豪だが、来季はアルペンの男子部員が2人、女子は3人になる。今春卒業する森本は佐藤に「女子を引っ張っていってほしい」と期待。佐藤は「結果を出して選手が集まるようにしたい。自分が中京のスキー部を変えていければ」と誓った。 (垣見洋樹)
【男子】
▽回転 (1)森本優希(中京大)1分26秒61(2)松沢(同)1分27秒85(3)船場(愛工大)1分28秒28▽10キロフリー (1)竹内良輔(中京大)26分15秒6(2)佐藤(愛工大)31分11秒5(3)尾崎(東海学園大)31分53秒0▽総合得点 (1)中京大100(2)愛工大85(3)新潟大29
【女子】
▽回転 (1)佐藤三代(中京大)1分33秒34(2)恒松(同)1分37秒51(3)斎藤優(愛知淑徳大)1分39秒05▽総合得点 (1)中京大56(2)愛知淑徳大34(3)新潟大20
(2013年1月17日 中日新聞朝刊20面より)