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2013.01.08
広がるマナカ学生証 学生のデザイン採用 名市大 国公立で初導入へ
■就活、旅行、買い物・・・全国でタッチ
名古屋市立大は4月から、市交通局などが発行するIC乗車券カード「manaca(マナカ)」と学生証を一体化する。学生は学生証で市バスや地下鉄を利用できるほか、JRや私鉄11社でも使えるようになるため、旅行先や就職活動先でも学生証で運賃を支払える。全国で利用可能となるIC乗車券カードと一体型の学生証は既に一部の私立大が導入しているが、国公立大では初めて。
マナカは市交通局や名古屋鉄道などが発行するプリペイド式カード。駅や一部コンビニで事前に入金すれば鉄道やバスの運賃支払いに利用でき、加盟店で買い物もできる。
名市大の学生は、学生証を身分証明以外にも各種証明書の発行や図書館の貸し出しなどで使う。現在は紛失すると再発行までに1週間程度かかるが、一体化すれば駅などで翌日の再発行が可能になるという。
マナカは3月23日から、JR四国を除くJR5社と、中部や首都圏、関西、九州の大手私鉄など11事業者・団体がそれぞれ発行するIC乗車券カードとの相互利用サービスを開始。各地の鉄道やバスを利用できるほか、各カードの加盟店約20万店での買い物も可能となる。全国の主要コンビニで入金できるようになるため、カードとしての利便性が格段に向上する。
名市大はマナカと学生証の一体化にあたってデザインを学内で公募。芸術工学部1年西山昌汰さん(18)のデザインを採用した。車と緑、建物をあしらった図柄で、IC乗車券のフルカラー印刷は全国初という。
開発にあたった、市の交通事業を請け負う外郭団体「名古屋交通開発機構」の担当者は「学生生活の利便性が高まる。今後、他大学にも導入を広めていきたい」と話している。
(2013年1月8日 中日新聞朝刊26面より)
名古屋市立大は4月から、市交通局などが発行するIC乗車券カード「manaca(マナカ)」と学生証を一体化する。学生は学生証で市バスや地下鉄を利用できるほか、JRや私鉄11社でも使えるようになるため、旅行先や就職活動先でも学生証で運賃を支払える。全国で利用可能となるIC乗車券カードと一体型の学生証は既に一部の私立大が導入しているが、国公立大では初めて。
マナカは市交通局や名古屋鉄道などが発行するプリペイド式カード。駅や一部コンビニで事前に入金すれば鉄道やバスの運賃支払いに利用でき、加盟店で買い物もできる。
名市大の学生は、学生証を身分証明以外にも各種証明書の発行や図書館の貸し出しなどで使う。現在は紛失すると再発行までに1週間程度かかるが、一体化すれば駅などで翌日の再発行が可能になるという。
マナカは3月23日から、JR四国を除くJR5社と、中部や首都圏、関西、九州の大手私鉄など11事業者・団体がそれぞれ発行するIC乗車券カードとの相互利用サービスを開始。各地の鉄道やバスを利用できるほか、各カードの加盟店約20万店での買い物も可能となる。全国の主要コンビニで入金できるようになるため、カードとしての利便性が格段に向上する。
名市大はマナカと学生証の一体化にあたってデザインを学内で公募。芸術工学部1年西山昌汰さん(18)のデザインを採用した。車と緑、建物をあしらった図柄で、IC乗車券のフルカラー印刷は全国初という。
開発にあたった、市の交通事業を請け負う外郭団体「名古屋交通開発機構」の担当者は「学生生活の利便性が高まる。今後、他大学にも導入を広めていきたい」と話している。
(2013年1月8日 中日新聞朝刊26面より)