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2013.01.03
全国地区対抗ラグビー 愛院大圧勝 準決勝へ 20トライ、15ゴールで130点
第63回全国地区対抗大学ラグビー大会(中日新聞社後援)が2日、名古屋市の瑞穂ラグビー場であり、2年連続9回目出場の愛院大(東海・北陸)は岩手大(東北)に130−5で大勝。2年連続の決勝進出をかけて4日の準決勝で福岡大(九州)と対戦する。
楽々と岩手大守備陣を振り切ってトライを重ねていく。圧倒的な攻撃力を見せつけた愛院大が、20トライ、15ゴールの猛攻。守っても相手を1トライに抑えて初戦を突破した。「1プレーにこだわって丁寧にやった成果。個々の選手が色気を出さず、チームプレーに徹していた。自分たちのラグビーが発揮できたと思う」と高田正義監督(48)は目を細めた。
前半6分にハーフウエーライン付近から流れるようにパスをつなぎ、最後は中央にFL三好が先制トライ。これが猛攻のプロローグだった。後半18分、自陣から約70メートルの独走トライを決めたWTB丹亮太朗(2年)はチーム最多の5トライをマーク。「FWがいい流れをつくってくれた。自分はパスを受け取って走るだけ。ウイングとしては理想的な形で得点できました」と満足感を漂わせた。
連覇を狙う愛院大だが東海学生リーグでは2季連続で5位に終わった。2位愛工大戦で35−36の1点差負けを喫するなど「ラスト10分で、集中力が切れるゲームが多かった。準決勝の福岡大は連続アタックの攻撃が得意で、似たようなチーム同士。間違いなく点の取り合いになると思う。最後まで集中力を切らさず戦いたい」とFL吉村俊紀主将(4年)は圧勝発進にもメンバーの気持ちを引き締めた。1年の集大成として、来季のステップアップのためにも真価が問われる一戦となる。(竹尾和久)
▽1回戦
福岡大(九州) 45 14−8 20 新潟大(関東2区)
31−12
愛院大(東海北陸) 130 71−0 5 岩手大(東北)
59−5
東京学芸大(関東区) 164 40−0 17 徳山大(中国四国)
24−17
大阪学院大(近畿) 22 5−15 20 北大(北海道)
17−5
(2013年1月3日 中日スポーツ9面より)
楽々と岩手大守備陣を振り切ってトライを重ねていく。圧倒的な攻撃力を見せつけた愛院大が、20トライ、15ゴールの猛攻。守っても相手を1トライに抑えて初戦を突破した。「1プレーにこだわって丁寧にやった成果。個々の選手が色気を出さず、チームプレーに徹していた。自分たちのラグビーが発揮できたと思う」と高田正義監督(48)は目を細めた。
前半6分にハーフウエーライン付近から流れるようにパスをつなぎ、最後は中央にFL三好が先制トライ。これが猛攻のプロローグだった。後半18分、自陣から約70メートルの独走トライを決めたWTB丹亮太朗(2年)はチーム最多の5トライをマーク。「FWがいい流れをつくってくれた。自分はパスを受け取って走るだけ。ウイングとしては理想的な形で得点できました」と満足感を漂わせた。
連覇を狙う愛院大だが東海学生リーグでは2季連続で5位に終わった。2位愛工大戦で35−36の1点差負けを喫するなど「ラスト10分で、集中力が切れるゲームが多かった。準決勝の福岡大は連続アタックの攻撃が得意で、似たようなチーム同士。間違いなく点の取り合いになると思う。最後まで集中力を切らさず戦いたい」とFL吉村俊紀主将(4年)は圧勝発進にもメンバーの気持ちを引き締めた。1年の集大成として、来季のステップアップのためにも真価が問われる一戦となる。(竹尾和久)
▽1回戦
福岡大(九州) 45 14−8 20 新潟大(関東2区)
31−12
愛院大(東海北陸) 130 71−0 5 岩手大(東北)
59−5
東京学芸大(関東区) 164 40−0 17 徳山大(中国四国)
24−17
大阪学院大(近畿) 22 5−15 20 北大(北海道)
17−5
(2013年1月3日 中日スポーツ9面より)