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2012.12.03
国際関係ゼミに全国12大学参加 南山大
国際関係を学ぶ学生たちが研究成果を発表する「名古屋国際関係合同ゼミナール」が2日、名古屋市昭和区の南山大で開かれた。全国12大学から15研究室の200人が参加し、米軍基地や尖閣諸島などのテーマで意見を交わした。
沖縄の米軍基地を取り上げたのは南山大、名古屋市立大、名古屋大の各ゼミ。米国の外交戦略や沖縄の世論を分析しながら、「基地に頼らない平和」を探ることを提言した。
討論では、普天間飛行場の沖縄県外移設を実現できなかった鳩山政権について「基地は移せるんだという沖縄の人の民意を固めた点は評価できる」との意見も。「基地が必要という意見の人をどう納得させるのか」「まず私たちが『基地があると怖いが、日米安保がないと心配』という矛盾した平和の考え方に気付かなければ」などと、活発に質疑が交わされた。
(2012年12月3日 中日新聞朝刊県内版より)
沖縄の米軍基地を取り上げたのは南山大、名古屋市立大、名古屋大の各ゼミ。米国の外交戦略や沖縄の世論を分析しながら、「基地に頼らない平和」を探ることを提言した。
討論では、普天間飛行場の沖縄県外移設を実現できなかった鳩山政権について「基地は移せるんだという沖縄の人の民意を固めた点は評価できる」との意見も。「基地が必要という意見の人をどう納得させるのか」「まず私たちが『基地があると怖いが、日米安保がないと心配』という矛盾した平和の考え方に気付かなければ」などと、活発に質疑が交わされた。
(2012年12月3日 中日新聞朝刊県内版より)