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中日新聞掲載の大学記事

2012.10.24

名城大 鍵握る小田切 28日に全日本大学女子駅伝

 陸上の第30回全日本大学女子駅伝(6区間、38.6キロ)が28日、仙台市で開かれる。立命館大、仏教大と並ぶ3強の名城大は、ユニバーシアード(昨年8月、中国)ハーフマラソン5位の小田切亜希主将を擁し、7年ぶり2度目の優勝を目指す。

 メンバーにけが人が出て万全の布陣を組むことはできないが、ライバル校もエース級の選手たちが卒業し混戦が予想される。上位に割って入るポイントとして、米田勝朗監督が挙げるのはエース小田切の仕上がり。

 最長の3区(9.1キロ)を走る小田切はこの大会との相性が良くない。1年時はインフルエンザで、3年時はチーム編成の都合でメンバーを外れ、2年時は故障の影響で区間4位に終わった。

 米田監督によると「まじめで、走りすぎるから大事な大会に調子を合わせられない」。練習を控えめにして体調を整えれば、上りのきつい長距離区間で持ち味の粘りを発揮しそうだ。

 小田切自身、大会に懸ける気持ちは人一倍強い。「3年間、チームに迷惑をかけてばかり。最後に結果を残したい」と雪辱を誓っている。

 レースにはシード6校を含む27大学と東北学連選抜の計28チームが出場。中部勢は名城大以外に中京大、愛知教育大が上位進出を狙う。

(2012年10月24日 中日新聞朝刊23面より)
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