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中日新聞掲載の大学記事

2008.08.07

愛大生が宿題手伝う 連携協定に基づき東栄小で

一緒にドッジボールも

 東栄町東栄小学校で、愛知大の学生が児童の学習を助ける「サマースクール」が開かれている。愛大と町が結んだ連携協定に基づき今夏から始めた。午前中は教室で勉強。午後は一緒にドッジボールやプールで遊んだり、学生企画のワークショップで国際理解を深めたりしている。

 町は児童数が減る一方、共働き家庭は多い。児童が夏休みを有意義で安全に過ごせるようにと企画した。前後期の2回で、前期は4−7日。町内の小学生60人を愛大生18人が教える。多くは教職課程を受講者だ。

 児童は2学年ごとに分かれ、それぞれ5、6人の学生が宿題を中心にきめ細かく見る。「漢字好きなんだね」などと声を掛け、雑談も。子どもは学生が用意したプリントにも挑戦する。

 教員志望の寺井大貴さん(文学部3年)は「大変だけど、やりがいも大きい。意欲が高まった」。東栄小の本家瑞樹君(5年)は「見てもらって、苦手な国語の宿題がほとんど終わった」と笑顔。熱心に鉛筆を動かしていた。(日下部弘太)

(2008年8月7日 中日新聞朝刊東三河版より)
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