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2012.06.14
大飯再稼働に疑問 電力需給の学習会 名古屋、脱原発団体
関西電力大飯原発3、4号機を再稼働させる必要性に疑問を呈そうと、東海地方の住民でつくる脱原発団体「未来につなげる・東海ネット」は、名古屋市内で電力需給の学習会を開いた。
ネットの活動に賛同している愛知大の田中良明教授(69)=社会思想史専攻=が講演。「猛暑だった2010年の夏でも、国内全体で見ると、電力の供給が需要を上回っていた」と教えた。
電力需要の今後は「節電、エアコンの冷却機能の効率化、省エネ型住宅の普及が進むと減っていく」との可能性を指摘した。
原発以外の発電が増えることで心配される二酸化炭素(CO2)の排出量は、複合式の液化天然ガス(LNG)で発電をすると大幅に抑制されることも説明した。
学習会には50人が出席した。
(2012年6月14日 中日新聞朝刊県内版より)
ネットの活動に賛同している愛知大の田中良明教授(69)=社会思想史専攻=が講演。「猛暑だった2010年の夏でも、国内全体で見ると、電力の供給が需要を上回っていた」と教えた。
電力需要の今後は「節電、エアコンの冷却機能の効率化、省エネ型住宅の普及が進むと減っていく」との可能性を指摘した。
原発以外の発電が増えることで心配される二酸化炭素(CO2)の排出量は、複合式の液化天然ガス(LNG)で発電をすると大幅に抑制されることも説明した。
学習会には50人が出席した。
(2012年6月14日 中日新聞朝刊県内版より)