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2012.05.24
防犯意識や住民交流 地パトで広がれ 四日市大生 団地を定期巡回
■発足1年 信頼築く
四日市大の学生が、定期的に団地を巡回し、防犯や住民との交流に努めている。1年前に有志団体「四日市大学地域パトロール(地パト)」を発足。2週間に一度、四日市市あさけが丘の団地を回っており、22日からは朝日町白梅の丘西の団地でも地パトを始めた。(神谷円香)
「美しい道を笑顔で歩こう」がテーマで、メンバーは1〜4年生18人。蛍光の黄色いジャンパーが目印だ。この日は10人が、ごみ袋を片手に夕方、擦れ違う住民にあいさつをしながら1時間半かけて地域を1周した。
回る日やメンバーの名前は、毎回発行する広報紙「地パトニュース」に書き、回覧板で知らせてもらっている。初めての地域だったが、「回覧で見たよ。ごみも拾ってくれてありがとう」と声を掛けてくれる人もいた。
4年生の伊藤弘人さん(21)が立ち上げ、初めは2人だけで歩いた。「『誰?』って感じで不審者に思われた」。何度も訪れるうちに顔を覚えてもらい、今では子どもたちが寄ってくる。「築いた信頼関係やつながりを保ちたい」と、回る地域は無理には広げず、活動は一歩一歩進めている。
今後の先導役を引き受けた2年生の後藤大輔さん(19)は「イベントを開いて、地域の人同士の交流も深め、防犯意識も高めてもらえたら」と考えている。
(2012年5月24日 中日新聞朝刊北勢版より)
四日市大の学生が、定期的に団地を巡回し、防犯や住民との交流に努めている。1年前に有志団体「四日市大学地域パトロール(地パト)」を発足。2週間に一度、四日市市あさけが丘の団地を回っており、22日からは朝日町白梅の丘西の団地でも地パトを始めた。(神谷円香)
「美しい道を笑顔で歩こう」がテーマで、メンバーは1〜4年生18人。蛍光の黄色いジャンパーが目印だ。この日は10人が、ごみ袋を片手に夕方、擦れ違う住民にあいさつをしながら1時間半かけて地域を1周した。
回る日やメンバーの名前は、毎回発行する広報紙「地パトニュース」に書き、回覧板で知らせてもらっている。初めての地域だったが、「回覧で見たよ。ごみも拾ってくれてありがとう」と声を掛けてくれる人もいた。
4年生の伊藤弘人さん(21)が立ち上げ、初めは2人だけで歩いた。「『誰?』って感じで不審者に思われた」。何度も訪れるうちに顔を覚えてもらい、今では子どもたちが寄ってくる。「築いた信頼関係やつながりを保ちたい」と、回る地域は無理には広げず、活動は一歩一歩進めている。
今後の先導役を引き受けた2年生の後藤大輔さん(19)は「イベントを開いて、地域の人同士の交流も深め、防犯意識も高めてもらえたら」と考えている。
(2012年5月24日 中日新聞朝刊北勢版より)