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中日新聞掲載の大学記事

2012.05.16

大卒内定率33.5% 4月時点 震災反動で大幅改善

 就職情報会社マイナビが15日発表した2013年3月卒業予定の大学生・大学院生のことし4月時点の就職内定率は、前年同月比13.7ポイント上昇の33.5%と大幅に改善した。前年は東日本大震災の影響で企業の採用日程が遅れ、内定率が落ち込んだため、反動で増えた形だ。

 13年卒の内定率は一昨年と比較しても2.5ポイント高い。同社就職情報サイトの望月一志編集長は「中小企業を含めて企業の採用意欲は全体的に回復しており、今後も内定率は改善基調で推移するだろう」と分析している。

 男女の文系、理系別で内定率をみると、最も高かったのは理系男子で41.6%。文系男子35.5%、理系女子34.5%、文系女子24.7%と続いた。文系女子は志望が多い事務職が契約社員などに置き換えられ、正社員の求人が減少傾向にあることが響いたようだ。

 内定率調査は4月26日〜5月6日、インターネットを利用して実施し、6645人が回答した。

(2012年5月16日 中日新聞朝刊3面より)

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