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2012.02.15
カンボジアに再生学ぶ 日福大生ら、きょうから訪問
■内戦復興の経験 震災被災地にも
日本福祉大国際福祉開発学部(美浜町)の学生と教職員らが、内戦から地域社会がどのように再生されたかを学ぶため、15日からカンボジアを訪ねる。東日本大震災の被災地にも役立つ手法を見つけようと、農村や寺院を巡る。(吉岡雅幸)
学部の1年生が受講する「国際フィールドワーク」の一環で、カンボジア訪問は4年目。学生15人を岡本真理子教授と大学の中野恭志業務課長が引率する。
カンボジアの復興支援は、日本の企業や団体も民間レベルで数多く取り組んでいる。過去3年は現地で支援する日本人を訪ねてきたが、今回は大震災を受けて、地域社会の再生を探る内容を入れた。
滞在は15〜28日。日本のNPO法人が工芸品作りなどの職業訓練を支援する農村を昨年に続けて見学するほか、世界遺産のアンコール遺跡群近くの「ワットボー」で寺院が人々の集う場となった現状を知ろうと初めて僧侶に話を聞く。
16日は王立プノンペン大との共同発表会に参加し、震災の被害や「絆」を合言葉にした復興、日本福祉大が取り組んだ現地でのボランティア活動の様子を紹介する。
参加する高沢ほたるさん(19)は「いろいろな支援の形を学び、日本でも役立つ方法を探したい」と意気込む。
(2012年2月15日 中日新聞朝刊知多総合版より)
日本福祉大国際福祉開発学部(美浜町)の学生と教職員らが、内戦から地域社会がどのように再生されたかを学ぶため、15日からカンボジアを訪ねる。東日本大震災の被災地にも役立つ手法を見つけようと、農村や寺院を巡る。(吉岡雅幸)
学部の1年生が受講する「国際フィールドワーク」の一環で、カンボジア訪問は4年目。学生15人を岡本真理子教授と大学の中野恭志業務課長が引率する。
カンボジアの復興支援は、日本の企業や団体も民間レベルで数多く取り組んでいる。過去3年は現地で支援する日本人を訪ねてきたが、今回は大震災を受けて、地域社会の再生を探る内容を入れた。
滞在は15〜28日。日本のNPO法人が工芸品作りなどの職業訓練を支援する農村を昨年に続けて見学するほか、世界遺産のアンコール遺跡群近くの「ワットボー」で寺院が人々の集う場となった現状を知ろうと初めて僧侶に話を聞く。
16日は王立プノンペン大との共同発表会に参加し、震災の被害や「絆」を合言葉にした復興、日本福祉大が取り組んだ現地でのボランティア活動の様子を紹介する。
参加する高沢ほたるさん(19)は「いろいろな支援の形を学び、日本でも役立つ方法を探したい」と意気込む。
(2012年2月15日 中日新聞朝刊知多総合版より)